- Guideline 4.2 – Design – Minimum Functionalityってなに?
- 何度申請しても通らない・・・
- 何がいけないか全然わからない
Apple Developerのページで、みなさん作ったアプリをApp Storeに申請を出すと思います。
その時に、「Guideline 4.2 – Design – Minimum Functionality」の理由でリジェクト(申請拒否)を頂いたので、一例ではありますが、解決例を紹介したいと思います。
1.Guideline 4.2 – Design – Minimum Functionalityとは?
詳しくはこうです。
4.2 minimum functionality We found that the usefulness of your app is limited by the minimal features it includes.
つまり機能が小さすぎて(ショボ…)公開するにあたらないから、ダメー!
と言われいるということです。(はず)
2.読んでもいまいちわからない
説明や、ガイドラインを見てもいまいち抽象的でわかりません。
例えば、meta情報などで、具体的に、何が悪いよー!だったり、写真が倫理的によろしくないよ!というものなら修正できますが、機能が小さいからダメ〜!と言われてもまいってしまいますね。
3.レビュアーの気分?
このリジェクト理由に関しては、いろいろな方のレビューを見ていると、レビュアーの方の気分だったり、一度リジェクトされるとずっとリジェクトされ続ける・・・などいろいろな意見がありました。
このリジェクト理由を真に受けて、単純に機能追加すればいいかと言うとそうでもないっぽい模様。
4.本当にコンセプトが伝わっているか?
今回作ったアプリはとあるお店で使う会員システムだったのですが、これが通らなかった・・・。
確かに機能は少ないし、とくにゲームとか遊びのものではなく、シンプルな会員機能を管理するだけのものです。
世の中ではシンプルなアプリなんて腐る程あるし、単純な機能追加すればという問題じゃないな・・・という気がしました。
そこで、レビュアーに
「そもそも機能は少ないけど、このアプリは絶対に必要としている人がいるんだよ!」ってことがちゃんと伝わっていないんじゃないか?そう思いプレゼン用の資料を作成しました。(送るだけですが)
資料作成に、気を使った点は以下
・PDFで、アプリにどんな機能があり、どのような場面で使われているかを10秒程度でわかるような資料をペラのページ2マイで作成しました。
・テキストでは、「前回の申請ではコンセプトが分かりずらかったと思うんだ、そこでこんなPDFを作った。これはユーザーにとってこんな理由で必要なものなんだ!ぜひよろしく頼むよ!」という内容を記載した。
・また、説明としては利用手順をシンプルにわかりやすくを意識した。(長いだけでわかりにくいのはNG)
5.これで駄目なら?
上記のようにコンセプトをレビュアーにしっかり伝わるように、超わかりやすい資料を作る。
もしそれでも、ダメなら、機能を増やすしかない。
なぜなら、コンセプトが伝わっているのに、機能が少ないと言われれば、機能を増やすしかないからです。
ここで、機能を追加するには時間がかかると思うので、その間に、コンセプトのプレゼン資料も再度作成し、何回もお願いする。
レビュアーからの電話もくると思うので、しっかり準備して、コンセプトをきちんと伝える。
まとめ
4.2 minimum functionality We found that the usefulness of your app is limited by the minimal features it includes.
このエラーは、機能が少ないから、とにかくダメというものでした。
本記事での主な内容としては、機能が少ないから、ダメというのはおかしい!コンセプトが伝わっていないからだ!と思い、申請したところ見事1発で通過しました。
コンセプトが伝わらない→シンプルすぎて何がしたいかわからない→だからダメ〜!
というレビュアーの対応だったためリジェクトされたのでは?と予想しています。
まずは、コンセプトをきっちりと伝える資料を作成し、アプリのユーザにとっての必要性をしっかりとアピールしましょう!
機能追加はそれからでも遅くないと思います。